通勤時における問題について

看護師は日勤だけではなく、夜勤でが求められることもあります。夜勤ありで働く看護師が抱える問題の1つが、通勤時に公共交通機関が利用できない可能性がある点です。出勤や退勤時間によっては、通勤したい時間帯に電車やバスなどの公共交通機関が動いていないケースもあります。動いていない時間帯の場合、始発まで待つなどの対処が必要です。しかし、夜勤終わりで疲れているようなタイミングで公共交通機関が来るのを待つと、自宅に帰って休む時間も減るため体調管理が難しくなります。

それでは、看護師が夜勤における通勤の負担を減らすには、どのような点に注意したら良いのでしょうか。例えば、夜勤の通勤負担を減らすために、職場となる病院から近い場所に住むのも1つの手です。職場から近い場所で暮らしていれば、徒歩や自転車など、公共交通機関に頼らない通勤方法も選択できます。徒歩圏内で行ける職場なら、通勤時の負担も減るだけではなく、仕事終わりはすぐに帰宅して体を休めることが可能です。睡眠時間も確保しやすくなるので、体調を万全な状態に整えて働けるでしょう。

今の職場から自宅までの距離が遠いという場合には、引っ越しもしくは転職を検討するのも1つの選択肢です。可能ならば徒歩もしくは自転車で通勤時間が20分以内の職場を選ぶことにより、夜勤がある場合でも体への負担を減らして働きやすくなります。また、寮がある病院なら、寮に入って通勤の負担を減らすという選択肢も挙げられるでしょう。